[lp-h2 style=”1″]もうやめよう!
間違いだらけのiDeCo選び[/lp-h2]
書籍やネットで紹介されるiDeCoの常識は、実際に年金運用を担当していたプロにとって非常識な情報で溢れています。大事な大事な老後資金の積み立てで、あなたに失敗してほしくないんです。
ご存じですか?iDeCoの成功は金融機関選びからもう始まっています。間違った情報で金融機関選び、商品選びをすると、実際に受け取れる金額が数百万円単位で変わってしまいます。
プロが実践する常識でiDeCoを始めましょう!既に積み立てを開始してるあなたも安心してください。この記事の内容を実践すれば、成功に近づきます。
[box03 title=”書籍やネットの非常識”]
非常識1.バランスファンドを選ぶ
非常識2.円建て資産が安全
非常識3.人気商品が良い商品[/box03]
これに対して
[box03 title=”プロが実践する新常識”]
新常識1.株式ファンドを選ぶ
新常識2.円建て資産はむしろリスク
新常識3.人気は関係ない[/box03]
まずは結論から公開します!
[box04 title=”証券会社別おすすめ商品”]
SBI証券
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
楽天証券
楽天・全米株式インデックス・ファンド
マネックス証券
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
[/box04]
上記のいずれかの証券会社、
紹介した商品でiDeCoを開始してくださいね。
それでは順に非常識・新常識の理由を解説していきます!
1つ目の新常識
[box03 title=”新常識1”]
× バランスファンドを選ぶ
〇 株式ファンドを選ぶ
[/box03]
まずはリンク先資料の3ページをご覧ください。
https://www.nasdaqbaltic.com/files/tallinn/bors/konverents/Jeremy_Siegel.pdf
これは株式市場研究の世界的権威、
米国ペンシルバニア大学ウォートンスクール
ジェレミーシーゲル教授の検証結果資料です。
米国市場において、
株式(Stocks、S&P500指数)
長期国債(Bonds)
短期国債(Bills)
金(Gold)
現金(Cash)
の5つを比較しています。
1802年1月に1ドルを投資したら2010年12月にどうなっていたか?
[box05 title=”商品別リターンは???”]
株式 1ドル →699088ドル
長期国債 1ドル → 1530ドル
短期国債 1ドル → 295ドル
金 1ドル → 4ドル
現金 1ドル → 0.05ドル
[/box05]
なんと株式に投資した場合、
1ドルが69万9088ドルになっています。
69万9088倍です。
圧倒的ですね。
安定していて人気のある債券(長期国債)は
1ドルが1530ドルです。
まあまあ増えていますが
株式と比較すると450分の1です。
最近人気のあるゴールド(金)は
1ドルがたったの4ドル。
長期で見るとパッとしませんね。
みんな大好き安全確実だと思っている現金は
1ドルが0.05ドルになっています。
価値が減ってる!!!
なんで現金は価値が減ってるのかというと???
↓
↓
↓
はい、そうです!
物価が上昇しているからですね。
物価が上昇している世の中では
現金で放置すると価値は減ってしまいます。
いまの日本では預・貯金も現金と同じです。
ほぼゼロ金利で現金と同じ結果が待っています。
怖いですね。
[box02 title=”押さえておこう!”]
株式のリターンが圧倒的
債券は見劣り
金はパッとしない
現金、預貯金は価値が減る
[/box02]
つづいて、
それぞれの平均リターンを見てみましょう。
[box05 title=”資産別平均リターン”]
株式 6.7%
長期国債 3.6%
短期国債 2.8%
金 0.7%
現金 ー1.4%
[/box05]
何か気づいたことはありませんか??
株式と長期国債の差は約3%です。
この”たった”3%の差が、
200年以上経過すると
株式 1ドル →699088ドル
長期国債 1ドル → 1530ドル
と450倍以上の差を生み出すんです。
私の手元には先ほどの検証資料を延長した
2016年12月末のデータがあります。
2010年からたった6年経過しただけで、
株式 1ドル →1136042ドル
長期国債 1ドル → 1649ドル
となっています。
その差約700倍です。
たった6年で差の開き方が拡大しています。
これが複利効果です。
最初は小さな差しかありません。
100円投資した1年後は
株式 100円 →106.7円
長期国債 100円 →103.6円
しかし時間が経過すればするほど
雪だるま式に差が拡大します。
資料の図は200年以上という
超長期の期間を取ったものですが、
iDeCo(積立期間10-45年程度)であっても
ポイントは同じです。
長期の積立投資(iDeCo)で大切なのは、
少しでも期待リターンの高い商品で、
少しでも長く積み立てることです。
それに加えて
リターンを得るためのコスト(信託報酬)を
なるべく小さくすることも重要です。
いくら高いリターンが期待できても、
そのために負担するコストが大きければ
ネット(正味)のリターンは低下します。
そのためiDeCoではコストの小さい
インデックスファンドが適しているでしょう。
[box02 title=”ポイント1”]
少しでも高いリターンの商品を選ぶ
=バランスファンドで低リターンにしない
少しでも早く始める=長期間積み立てる
コストの安いインデックスファンドを選択
[/box02]
私はこれらの条件データから、
iDeCoで一番良い成果が得られるのは
株式インデックスファンドだと結論づけました。
2つ目の新常識
[box03 title=”新常識2”]
× 円建て資産が安全
〇 円建て資産はむしろリスク
[/box03]
まず米国の代表的な株価指数の
S&P500指数の推移です。
2000年のドットコムバブル(ⅠT バブル)と
2008年のサブプライムローンショック(リーマンショック)
を乗り越えて右肩上がりです。
次に同じ期間の日経平均の推移です。
日経平均はバブル最高値(約4万円)を超えられず、
米国株のように右肩上がりになっていません。
日本は人口も減少していて、
GDPの成長率も先進国中最低レベルです。
どの国でも投資しても良いと言われ、
日本という国名を伏せられて
チャートやデータを見たとき、
大事な大事な資産を、
成長性がなく将来性の乏しい、
そんな国に投資したいですか?
仮に日本人じゃなかったとしたら
日本に投資したいと思いますか?
また、あなたが毎月負担している年金保険料は
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用、
次のような資産配分になっています。
[box05 title=”GPIF資産配分”]
日本株式 25%
日本国債 25%
外国株式 25%
外交債券 25%
[/box05]
年金の運用のポートフォリオで
日本株はなんと25%も投資しています。
日本国債と合計では半分の50%は日本に投資しているのです。
自助努力の老後資産づくりで
敢えて日本株に投資する必要性は感じません。
[box02 title=”ポイント2”]
公的年金で日本へは十分投資してる
日本以外への投資が分散になる
[/box02]
3つ目の新常識
[box03 title=”新常識3”]
× 人気商品が良い商品
〇 人気は関係ない
[/box03]
もしかしたら
この非常識に一番注意が必要かもしれません。
iDeCo加入者全員が十分な知識があり、
自分で商品を選んでいるのであれば、
人気商品=良い商品かもしれません。
しかし日本人のほとんどは、
残念ながら金融教育を受けていません。
これは自分の責任ではなく
丘の勉強をしない学校教育に問題があります。
なので気にしないでくださいね。
気にする必要があるのは、
知識がないためアドバイスを金融機関に求めてしまうことです。
金融機関もビジネスです。
お客様本位で提案する営業マンも存在しますが、
ほとんどの営業マンは会社の方針に従い、
収益性の高い商品を勧めます。
その結果が人気商品ランキングに反映されます。
[box02 title=”ポイント3”]
人気商品=売りたい商品
人気商品 ≠ 良い商品
[/box02]
いかがでしたでしょうか?
iDeCoに真に適した証券会社&商品は
冒頭で紹介した次の3つに集約されます。
今回は期待リターンをコスト(信託報酬)を
データに加えておくので確認してくださいね。
[box04 title=”証券会社別おすすめ商品”]
SBI証券
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
期待リターン:6.7%
コスト(信託報酬):0.0968%
楽天証券
楽天・全米株式インデックス・ファンド
期待リターン:6.7%
コスト(信託報酬):0.162%
マネックス証券
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
期待リターン:6.7%
コスト(信託報酬):0.0968%
[/box04]
これらの商品で将来の老後資産形成を実施すれば
きっと良い成果が得られますよ。
もう違う金融機関&違う商品で
iDeCoを開始してしまった方。
安心してください!
iDeCoは手間はかかりますが、
金融機関も商品も変更できます。
その方法は別の投稿で詳しく書きますね。
それではまた!!
この記事へのコメントはありません。